職人技

珈琲日和

2012年08月17日 16:48

自慢ですけど、うちのアイスコーヒー、めちゃくちゃうまいっす。
ドリップとはとても奥が深いモノでして
ペーパーやネルなどのフィルターの違い、
抽出のスピードやわずかな加減で驚くほど味わいが変わってくるのです。


それを巧みに操るマスター(35才、B型)
オープンして6年目ともなると、その技術に磨きをかけ、
豆の状態や種類、更にはお客様の気分やお好みにピンポイントで合わせたりもしちゃいます。
どうだ、スゴイだろう


そんなマスターがお送りします今年のアイスコーヒー。
いやあ、半端なくウマイっす!
さっすがマスタ~!


本人も口には出さんがまんざらでもない様子。
と、そこに現れたのが、きなりのしゅうちゃん。



「この器具はなんですか?」

「これでねえ、メチャうまい水出しコーヒー作れるんだよ。
 今年はやってないんだけどね。」

「へえ・・・(瞳キラキラ☆彡)」

「・・・なんならちょっとやってみようか?」


なんていう軽~いノリでドリップ開始。
・・・待つこと4時間。

マスター、一口ゴクリ。

(う、う、美味すぎる)

「こんなにうまいんじゃ、もう、俺の、ハンドドリップなんて・・・」


マ、マスター、何を言い出すのよ~。

よしよし、私的に解説しよう。
マスター式ハンドドリップはですねえ、
濁りのない極めてクリアな口当たりにフワーッと広がる香り。
そして、キッチリ苦いのにスッキリした印象。
これぞ!専門店の味!
これぞ!職人技!


対してこの器具の方はと申しますと、
一滴、一滴じっくり、ゆっくり落とします。
その一滴、一滴がまるで珈琲の味わいを凝縮した香り玉のようで・・・
口に含むと、それらが次々にはじけてきて、
とっても、ゆっくり時間をかけて味わいたい一杯なのです。


まあ、何はともあれ、
マスターの職人技の光るアイスコーヒーも、
マスターの自信をあっさり奪ったアイツのじっくりアイスコーヒーも
どちらも美味しいという事で。ね。


問題は・・・


もうじき夏が終わっちゃうよ~!
まだうちの自慢のアイスコーヒーを
お召し上がりいただいてない方々、お急ぎくださいまし~!

そして、もうじき夏休みも終わり・・・



だというのに

夏休み帳がぁ、ヨダレまみれだよ~ん。


そんな訳で皆さん、どうか夏が終わる前に
そんなアイスコーヒーを一杯。
そして、マスターの目の前で絶賛して励ましていただければ
大変嬉しく思います。

心優しいお客様に支えられて6年。
いつもありがとうございます


≪業務連絡ですよ。≫
8月20日~8月22日までお休みです。
よろしくお願い致します。