2013年02月26日

パイばな その2

では 皆さん、お待たせしました。
前回は私が姨捨山のおばあちゃんになったところで終わりましたね。
その続きはまだまだ長いです。
パイはいつ出てくるんだ?


見渡す限りの針葉樹。
澄みわたった青い空。うーん、爽やか~icon01
では元気いっぱいに50kmコースを森林浴・・・・
って、さすがの私も「無理だ~!」

やっぱ、こういう時はお決まりの「ヒッチハイク」!
ユタ州はモルモン教のメッカだから、きっといい人がいっぱいいるはず!
もう、誰でもいいから私をキャニオンに連れって行ってくれ~!

と、決心したはいいが、来ないのよ、車が。
一人とぼとぼ歩きながら
「あぁ、せめてリスさんでもお友達になってくれないかなあ。」
などとまるきり役に立たない絵面を思い描く。

と、そこへお待ちかねの車の音がっ!
両手いっぱいでヒッチハイクアピール!
でも スルー・・・face07
やっぱり、さっきの笑顔は怪しかったかも。

ほどなくしてもう一台。
よし!今度はちょっと困ってるアピールだ!
もう、じゃんじゃん行こう。何でもいいわ。ほんとに。

「おじさーん!のせてくださーい!怪しい者じゃありませーん!」
そして、願いは通じたのだ!サンキューGod!

そして、私は何の迷いも無く助手席に乗り込んだ。
大丈夫ですか?わたし。

パイばな その2
ぎっしり詰めたりんごはほどよくしっとりicon06


車が走り出すや否やこれまでの経緯をしゃべりまくる、しゃべりまくる。
結局、私は何語でも喋り倒しているらしい。
おじさんは、やっぱりモルモンさんでいい人。

私はすっかり気に入られ、
「ちょうどイイネ、実はうちの息子はそのキャニオンでガイドの仕事をしてイマース。
明日は息子は休みだから連れて行ってもらうとイイデスネ!
もちろん、入場料はいらナイヨ。」

ほんまかいな?
なんちゅう出来すぎた話しだ。そして、更には、
「明日は感謝祭で親戚中集まるから連れて行ってあげるよ。OK?」

オー!イエース!なんでも喜んで!

そして、とりあえず私のヒッチハイクは嘘っぽいくらいにうまくいってしまったのだ。
これが、マスターのネタだったらみんな
「絶対ウソだし。」って思うでしょうな。

では、続きはまた(o・・o)/~

お楽しみに~
正直者のにいなさんでしたface02



Posted by 珈琲日和 at 09:42│Comments(0)
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